学生は無料で GitHub Pro が使える?特典や申請方法などを解説!
投稿: 2021年9月18日 (最終更新: 2023年12月10日) • 4 分 で読了 • 1,996 語GitHub がますます好きになっちゃう
今回は、学生限定で GitHub の有料プラン、GitHub Pro を無料で使える方法を発見したので、ご紹介します。
(この記事で取り上げる情報は、全て2021年9月18日時点のものです。)
数多くある違いの中から、個人的に良さげに思ったものを取り上げます。
非公開のリポジトリで内輪で開発を進めたい場合には、重宝する機能ばかりではないでしょうか。
ちなみに、通常ですと GitHub Pro は4米ドル/月かかります。
それでは本題に移っていきます。
なんと学生の場合、GitHub Pro がタダで使えてしまうんです。
今回は、 GitHub Education という公式の学割を使います。
GitHub Education では、GitHub Pro と GitHub Student Developer Pack が無料で使えます。
GitHub Student Developer Pack は、GitHub と提携している各サービスが提供する学生限定の特典のセットです。
GitKaren や Typeform、Bootstrap Studio などが含まれています。
※GitHub Student Developer Pack の中身は、時期によって変わります。
まずは、GitHub Education 登録ページにアクセスしてください。
ログインを求められるので、ログインしてください。
13歳以上の学生かどうか尋ねられるので、自分が当てはまっていれば「Yes, I’m a student」をクリックしてください。
遷移先のページに、また留意事項が表示されます。
日本語訳すると、
下にスクロールすると必要事項を入力するフォームが現れます。
ここに必要事項を入力していきます。
項目 | 入力する内容 |
---|---|
学校のEmailアドレス(ed.jp や ac.jp で終わるもの)を選択します。「Add an email address」からメールアドレスを追加することもできます。学校のメルアドがなければ学校以外のメルアドを選んでも大丈夫です。その場合は、次の手順で学生証をアップロードしてください。 | |
the name of your school | 学校名。僕は英語名で正式名称を書きました。GitHub と提携している学校に通っている場合は、通っている学校の指示に従ってください。 |
How do you plan to use GitHub? | GitHub Education をなぜ申請するのか。 英語で書きます。 先述した GitHub Pro の特典も参考にしてください。また、英語もそこまで高度なものでなくても大丈夫です。僕も小学生レベルの英文を送信しましたが、ちゃんと申請は通りました。 |
ここまで入力できたら、「Continue」をクリックしてください。
この後、学生証のアップロードなどを求められます。
学生証は日本語のものでも構いませんが、国際学生証を持っている方はそちらのほうが良いです。
先程学校のメルアドを入力したのであれば学生証のアップロードは任意ですが、しておくと審査に通る可能性が上がります。
必要事項を全て埋めたら、送信します。
これで申請は完了です。
申請送信後、先程入力(入力というよりは選択?)したメールアドレスに、申請を受け付けた旨のメールが届きます。
迷惑メールフォルダなどにも届いていない場合は、入力したメールアドレスが間違っていた可能性があります。
GitHub の設定画面から登録されているメールアドレスを確認できるので、間違っていないか確認してください。
また、申請受理のメールに、「いつまでに申請を承認するか否かをお知らせします」という事が書かれていると思います。
期限を設定してくれるのはありがたいですね。ただ、僕の場合は期限を過ぎても結果が届きませんでしたが…
学生であることを証明できており、かつ変なことを書いていなければ、申請はほぼ通ります。
申請の結果が出ると、承認・却下問わず、申請受理メールと同じアドレスにメールが届きます。
ただ、私の場合はメールが何故か届きませんでした…
迷惑メールフォルダにも入っていなかったので、恐らく向こうのミスです。
それはさておき、通常であれば審査結果がメールで届きます。
また、申請が承認されると GitHub のプロフィールページに「PRO」バッチが付きます。
私はこのバッジで気が付きました。
いかがでしたか?
学生限定の恩恵は、できる限りたくさん受けておきたいものです。
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