【1周年記念】ブログを書くのは非効率だが、いいこともある&今後について
投稿: 2022年7月29日 (最終更新: 2023年12月9日) • 8 分 で読了 • 3,765 語今日は、僕がブログを始めてちょうど1年になります。1年続けての振り返りと今感じていることを書き垂らします。
このブログを読んでくださる方々のおかげで1年間続けられたと言っても過言ではありません。
最近は学校でも「ブログ見たよ」とブログを見た報告をしてくれる人や、「おい、そろそろ更新しろ」と更新を催促してくれる人が出てきました。とにかく、僕が書いたものに対してなにか反応をくれるというのが嬉しいです。
念の為、このブログの歴史についても振り返りたいと思います。
当ブログは「やまだ Blog」として2021年7月29日に開設されました。
当時のブログのデザインは、GitHub Pagesに用意されているテーマを原型を留めないほどにカスタマイズしたもので、かなり質素でした。その時のデータが残っていましたので、公開します。(そのうちまた非公開に戻すと思います)
やまだ Blog | やまだのブログ。ぼちぼち更新していきます。
(2022/08/23追記)非公開に戻しました。
一部リンク切れが起きていますが、そこはご愛嬌。今こうしてみてみると、こっちのデザインも案外いいですね。
当時は毎日更新でChrome拡張機能の作り方を書いていました。今はブログを毎日書く気力なんてありませんが、当時は1日の半分はブログの記事を書く生活でした。
そしてこのブログを開設して約1ヶ月後、現在使用しているYat Themeに移行します。これによりブログのデザインがかなりリッチになりました。
また、このときに名称が「IT文書箱」に変わりました。
そして現在は、このテーマを自分なりにカスタマイズし、名称も「カエル文書箱」に変更して運営しています。
一時期は月間1000PVほどになりました。
しかし、最近ブログのURL構成を変更した影響でPV数がガクッと下がっています。
半年くらいすればまた元に戻ると思うので、気長に待ちます。
特に伸びていたのは、GitHub Educationの記事と、Discord botを作る記事、定員付きフォームを作る記事の3つです。これらがそれぞれ月間300PV強を獲得していました。
ここからブログを1年続けてみての感想を書くのですが、もちろん良いことと悪いことの両方があります。良いことが後のほうが読み味がスッキリすると思うのでまずは悪いことから書きます。
悪いこと、それは記事を書くのにとにかく時間がかかるという点です。
僕が書いている記事はせいぜい5分もあれば読めるような記事ばかりなのですが、それでも書くのには1時間以上かかります。
最近書いた「Windowsを入れたらすること」の場合は2時間くらいかかりました。スクショが多いのと、そもそもの文章量が多いというのが原因です。
とにかく、情報発信は想像以上に大変だということを身を持って体感しました。
ただ、ブログはまだマシな方で、動画になれば1分の動画を作るのに2時間かかることもあるそうです。僕が見ているYouTuberの方も、5分弱の動画を作るのに8時間かけていると言っていましたので、それに比べればブログはまだマシなのかなと思います。
これからブログを始めようとしている方もいるかと思いますが、ブログを書くという行為は動画ほどではないにしろ非効率であることを覚えておいてください。
ネガティブな感想を書きましたが、実際にはポジティブなことのほうが上回ると思います。
ポジティブな感想としては、
があります。一つずつ見ていきます。
ブログを書くのはもちろん時間はかかりますし、正しい情報を伝えなければならないという使命感もあります。特に大変なのが後者の方で、つい自分の誤った思い込みを記事に入れてしまったり、ネットの情報を鵜呑みにしてしまったりすることがあります。
特にIT系では、情報はまず英語で出されて、その後いろいろな人の手によって日本語に翻訳され、私達の目に触れるようになります。
AppleやGoogle、Microsoft関連であれば英語の情報が出されたらすぐに日本語に翻訳されYahoo!ニュースに載るのですが、マニアックな分野になると英語から日本語に翻訳されるのに時差があることもあります。それが数ヶ月単位のこともあれば数年単位になることもあります。
なので、IT系の情報発信をする上では、源流である英語の情報も参照する必要があるわけです。僕のブログで"参考サイト"に英語のサイトが載っていることがあるのは、僕がイキっているわけではなく、こういった理由があるためです。
少し話がそれましたが、情報発信はそれほど大変であるということです。よく、「情報発信者は絶対にデマを流してはならない」と言われます。これは確かにもっともではありますが、はっきり言ってこれは不可能です。よくわからないという方はぜひブログをやってみてください。「あ、これは無理だ」と感じると思います。
SEOとは、検索エンジン(Googleなど)で自分の記事が上の方に表示されるようにすることです。
最近はSNSでの宣伝も多いですが、ブログへの流入元は依然としてGoogleなどの検索サイトがダントツで多いです。
(2022/7/22~2022/7/29の記録、ブログ以外へのアクセスも含む)
これは僕のサイトがどこからアクセスされているかの統計ですが、Googleが半数とダントツで1位であることがわかります。
その次に(unknown)とありますが、これはURL直打ちやブラウザのブックマークからのアクセスです。3番目がt.co
、つまりTwitterからのアクセスですが、全体のわずか6%です。
つまり、ブログ運営においてはGoogleにいかに自分のサイトを気に入ってもらうかが重要となります。そのためにブログ運営者は様々なことをします。
例えば表示速度を上げたり、Googleが欲しがっている情報をメタ情報としてサイト内に埋め込んだり…
SEOはきりがないですが、やればやっただけ知識がつきますし、PV数にも現れます。
(Googleに認められるには時間はかなりかかります。早くて数ヶ月、遅いと半年以上かかります。)
先程も触れましたが、僕は、「英語の情報を日本語に翻訳して伝える」ということもしています。
また、最近は自分が遭遇したトラブルの解決法を記事にすることも多くなりました。
そういった記事を書く原動力は、「自分の他に同じ問題で困っている人を助けたい」という思いです。自分は海外のサイトに助けられました。それと同じように、自分も困っている人を助けたい。そんな気持ちで書いています。
ブログではまとまった文章を書かなければなりません。
普段書いている5分くらいで読めるような記事でも、だいたい2000文字ほどあります。
Twitterが140字であることと比較すれば、ものすごい量だとわかります。
長い文章を書くとなると、文章構成力が要求されます。同じ文章を書くという行為ですが、Twitterとはまた違った脳の使い方をします。
僕は1年間ブログを続けてみて、まとまった文章を書く力が身についたかというと、、、多少はついたと思います。2000文字書くのが全然苦ではありません。というか、今回自分の記事の文字数を数えてみるまで、自分が普段2000文字も書いていることに気がついていませんでした。
先程も触れましたが(2回目)、特にITの分野では、情報はまず英語で発信されます。
ですから、最新の情報を得ようと思ったら英語でGoogle検索し、英語のサイトを読み解く必要があります。
自慢になってしまいますが、先日学校で受けさせられた 受けた謎のテストでも、情報収集力や分析力は満点でした。去年の記録がどこかに行ってしまったので去年のテストとの比較はできませんが…
また、ブログ執筆で養った情報収集力は、日常生活でも役立っていると実感しています。
家族や友人に「その情報どこから持ってきたの?」と驚かれることがよくあります。
今後もブログは継続する予定です。
最近では、一言日記という企画を始めました。今までに何度か日記を書こうとしようとしたことがありましたが、結局3日も続きませんでした。しかし、ブログに日記を書くとなると外からの目を意識するようになるので、現時点で1ヶ月続いています。これはすごいことです。(当社比)
数年後の自分がこの日記を見たらどう思うのか楽しみにしながら日記を書いています。
また、現在の週一更新のスタイルも継続します。週一更新が、学業とブログを両立するにあたってはちょうど良いバランスなので。
それでは、今後とも「カエル文書箱」をよろしくお願いします!
※この記事の文字数は3967字です。