メインPC (ThinkBook 13s Gen2)を1年弱使ってみて
投稿: 2022年10月5日 (最終更新: 2023年12月1日) • 6 分 で読了 • 2,643 語1年弱メインPCとして利用しているThinkBook 13s Gen2をレビューします。今から同機種を買おうとする方は少ないと思いますが、同じThinkBookシリーズの購入を検討している方の一助になれば幸いです。
結論としては、こんな感じです。
後述しますが、このPCは10万円未満という値段にも関わらず、様々な付加価値がついておりコスパが高いです。スペック面やインターフェース面はもちろん、耐衝撃性能やサポート体制も万全なので、安心して使うことができます。
私が購入したPCのスペックは以下のとおりです。
項目 | スペック |
---|---|
CPU | Core i5-1135G7 |
RAM | 8GB(増設不可) |
ストレージ | M.2 SSD 256GB |
OS | Windows 10 Home |
Office | 有り |
インターフェース | USB Type-C、HDMI、USB Type A × 2、イヤホンジャック、セキュリティースロット |
アウトレットの新品未開封品で、価格は8万円台後半でした。
基本スペックは可もなく不可もなくという感じで、ストレスなく使えるPCの最低ラインだと思います。
古い知識でメモリは8GBあれば十分だと思っていましたが、最近は徐々に16GBにシフトしているらしいです。
まぁ、Linuxを使っているのでそこまで気になりませんが。
このPCのすごいところは、とにかく付加価値が豊富な点です。
基本スペックだけを重視しているなら、ThinkBookではなくIdeaPadやInspironのほうが安く買えるのでそちらをおすすめします。
このPCの付加価値をあげると…
少し解説します。
※これらの付加価値は、全てのThinkBookシリーズに搭載されているとは限りません。
ディスプレイとか色々繋げられるすごいやつです。
最大40Gbpsの高速データ転送も可能です。
高速なWi-Fiの規格です。
最高9.6Gbpsでの通信が可能で、加えて混雑に強いと言われています。
最近、ルーターをWi-Fi 6対応のものに買い替えたのですが、まじで速いです。
プロバイダとの契約では最大1Gbpsまでの通信なのですが、調子が良いと900Mbps以上出ます。
※Wi-Fi 6の速さを実感するためには、Wi-Fi 6対応のデバイス・ルーター、高速通信が可能な回線・LANケーブルが必要です。
ノートPCのディスプレイを見て、「なんか色がくすんで見えるな…」と思ったことはありませんか?
この機種にも搭載されているsRGBカバー率100%のディスプレイは色鮮やかなので、画像編集等におすすめです。もちろん、日々の作業や動画視聴にもより一層集中できます。
名前は似ていますが、ThinkBookにはThinkPadとは全く別物のキーボードが搭載されており、伝統の赤ポチ(トラックポイント)もありません。
しかし、それでもそこそこ打ちやすいです。同価格帯の他社製品と比べると安っぽさが感じられず、打鍵音も静かなのでおすすめです。ただ、キーストロークが浅めなので普段キーストロークが深めのキーボードを使っている場合は慣れが必要です。
また、右側のEnterキーが小さくなっているので押しづらいかもしれません。
その際には、以前紹介したCapsLockをEnterキーに置き換える方法を試すと快適になるかもしれません。
MIL規格とは、アメリカ軍が物品を調達する際の製品の耐久性の基準です。
ThinkBook 13s Gen2はMIL-STD-810Gのテストに合格しています。例えば、76cmの高さから厚さ2インチの合板への落下なら壊れることはありません…といってもわからないと思いますが、机で作業していて落としたくらいなら壊れないということです。
持ち運びが多い人でも、耐久性がしっかりと担保されているので安心です。
ちなみに私はここ半年間はほぼ毎日持ち運んでいますが、全く壊れる気配を感じません。
他社のノートPCは、コストカットの弊害なのかすぐに壊れてしまうことが多い気がしますが、ThinkBookではほとんど聞きません。(そもそもユーザー数が少ないというのはある)
※MIL-STD-810Gのテストに合格したことについては、アメリカ版製品ページの仕様書のPDFの中にひっそりと書かれています。大々的に宣伝をしないのはThinkPadとの棲み分けをするためですかね。
Lenovoの本社は中国ですが、以前NEC PCと合併したことで、修理対応が日本国内のNECの工場で行われるようになりました。
一般的な海外メーカーだと修理を海外で行っており、製品が返ってくるまでに数ヶ月待たされることもありますが、Lenovoであれば早ければ1週間以内に返ってきます。
これは何かあったときに大変心強いです。
ThinkBookの場合、サポートが無料で1年間付属しています。メール、チャットの他にLINEでの問い合わせも受け付けてくれます。
このPC…というかLenovo全般に言えることなのですが、変な不具合が多いです。
私の場合はトラックパッドが突然反応しなくなる問題に直面しました。
一度修理したのですが再発してしまい、どうしようか悩んでいるところです。
話は変わりますが、PCをできるだけ安く手に入れたいという方向けの話です。
ブラックフライデー、年末年始、決算前、夏にセールがあることが多いです。
セールになると大幅割引されて販売されることがあるので非常におすすめです。
私のPCはこちらの方法で入手したのですが、こちらもかなり安いです。
納入が決まったものの、相手の都合でキャンセルや返品された商品が売られています。新品未開封の品が定価より数万円安く手に入れられることもあるので狙い目です。
ただ、在庫が時期によって変動するので、こまめにチェックしておく必要が有ります。
ということで、ThinkBook 13s Gen2と、PCを安く買う方法の紹介をしました。PCを買おうとしている方は、候補にThinkBookを入れてみてはいかがでしょうか?
関連記事